Q. 発掘にはどのくらいの期間がかかるの?
面積や内容、難易度などによって異なります
発掘調査に必要な期間は、調査面積や遺跡の内容、調査の難易度などによって異なります。また、周辺の状況(住宅地、水田、山林など)や立地条件(台地、沖積地など)、遺跡面までの深さや廃土条件(残土を近くに置けるか、ダンプなどで搬出が必要かなど)、調査期間中の気象条件(梅雨期、猛暑期、降雪期や、降水量の多少など)など、様々な条件を考慮して、発掘調査期間が試算されます。
あくまでも目安ですが、おおむね1ヵ月間で500〜600平方メートル程度が、現在遺跡考古館で実施している標準的な発掘調査面積です。例えば約2,000平方メートルの発掘調査を実施する場合、約3〜4ヵ月が調査期間の目安となります。ただし、悪条件が重なる場合などには、この2〜3倍以上の期間が必要なこともあります。
発掘調査を開始してからの期間のほか、開発工事などに伴う調査の場合は、協議期間や準備期間が必要となります。また、現在のところ、発掘調査の計画が山積していますので、例えば「来月から工事をするので、すぐに発掘して欲しい。」というご相談があっても、対応できない状況となっています。特に年度途中の場合は、すでに発掘調査の年間計画が決まっているほか、予算的な問題も生じるため、迅速な対応ができません。最悪の場合、発掘調査を開始するまでに、数年間お待ちいただくことが避けられないこともあります。
このような事態を避けるため、できるだけ開発工事などの計画段階から、早めにご相談していただくことを望んでいます。
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