Q. 遺跡ってなに?どこにあるの?
過去の人間活動の痕跡です
柏崎市内には約1,000件の遺跡が知られています。
■遺跡(埋蔵文化財)とは「過去の人間活動の痕跡」で、一般に地下に埋蔵されているもののことです。集落跡や古墳、貝塚、城館など、様々な種類があります。化石は「過去の動物死骸」ですので、遺跡ではなく天然記念物などに該当します。ただし、貝塚の貝殻のように、人間が食べた動物の死骸などは、人間活動の結果生じたものなので、遺跡となります。
■極端にいえば、昨日の人間活動の痕跡から、すべて遺跡なのです。しかし、国の機関である文化庁は、中世まで、つまり戦国時代頃までを遺跡(埋蔵文化財)の対象として定義しています。
ただし、地域にとって意義のある文化財と認められる場合には、江戸時代以降のものでも遺跡の対象になります。これは地域の実情に応じて、決めることができます。新潟県内では、佐渡金山や佐渡奉行所(いずれも江戸時代以降)などが有名です。
■古い時代では、人類発生以降の旧石器時代からが遺跡となります。旧石器ねつ造事件では、約70万年前以前が問題となっていたように、原人の時代でも遺跡の対象です。なお、それ以前の類人猿などは、人類ではありませんので、化石と同じ扱いになります。
■住居跡や柱穴など、土地に直接のこされた不動産的なものを「遺構」、土器や石器などの動産的なものを「遺物」といいます。そして、この遺構と遺物によって構成されている全体を「遺跡」と呼んでいます。
■「遺跡はどこにでもある」といっても過言ではありません。古くからの集落や水田などは、当然昔の人が開発、開墾したものです。したがって、今の集落の地下に、昔の集落跡が眠っている場合があります。また、現代では人の住んでいない山林などでも、縄文時代の集落跡や古墳、炉跡や窯跡などが存在していることがあります。
このように、遺跡は特別なものではなく、すごく身近に存在する歴史遺産なのです。
■新潟県内では、現在までに約12,700件の遺跡が知られています。当市はその7~8%を占めており、県内でも遺跡数の多い市であるといえます。
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